高周波カテーテルアブレーションをはじめとした不整脈治療の専門医チーム サイトマップ
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 1分間の脈拍が100回以上となるものを頻拍といいますが様々な原因があります。心臓そのものに異常のない患者さんに発生した場合は、多くの場合には命の危険性はありません(特発性といいます)。心筋梗塞や心不全など基礎に心臓病を有する患者さんに発生した場合には、命の危険性のある不整脈も含まれてくるので注意を要します(続発性といいます)。 

 頻脈になると心室が頻回に収縮するためにドキドキ感(動悸)を自覚しますが、一方で血液を十分量大動脈に送り出すことができなくなります。たとえば手のひらを握って開いてを1分間に150回の頻度で10分間繰り返してみるとよくわかりますが、10分後には疲れてきて十分には開閉できません。心臓も同様で、収縮の頻度がある程度以上になると十分な心室の収縮ができなくなるのです。このため拍出される血液量が減少し、体のきつさ、だるさ、息苦しさ、頭のボーとする感じなどの様々な自覚症状がでます。

 治療はいくつかの選択肢があり、頻拍発作の頻度、重症度、基礎となる心臓疾患の有無に応じて決められます。一番容易なのは抗不整脈薬による内服治療ですが、頻脈が発生しないように抑制する目的で使われます。数パーセントの例で副作用が出現することが知られていますし、場合により命に危険のある重篤な副作用が生じることもあります。また根本的に治す根治療法ではないため、長期間の内服が必要です。多くの例で一生飲み続ける必要があります。
 これに対して根本的に治療する根治療法には心臓外科手術と高周波カテーテルアブレーション術の2つがあります。心臓外科手術は心臓外科医が全身麻酔下に開胸下で行う治療法ですが、不整脈の原因となる部分を切除したり、焼灼したり、冷凍したりして治療を行います。根治性は非常に高いのですが死亡を含めた合併症の発生率が高く、生命の危険のある危ない不整脈(心室頻拍、心室細動)や弁膜症などの開心術の際に追加して行う、心房細動に対するMaze手術などが知られています。
 一方、高周波カテーテルアブレーション術は血管を介して細い管(カテーテル)を心臓まで挿入し、様々な電気現象を解析して見付け出した病変部位へカテーテル先端を持って行きます。そしてカテーテル先端に取り付けられた金属部分(電極といいます)に高周波エネルギー(500kHz, 30W)を通電すると、カテーテル先端に接する組織が50-60度となることで病変部を焼灼する治療法です(図1)。

 




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